某サイトで「ヒラギノ角ゴ W0 は高解像度化に伴う表現力の向上」と書かれていたので アンチエイリアスが掛からない場合の見た目の違いが気になりテストしてみた。

テスト環境は Fireworks CS5 (El Captain 上で若干遅いところがあるも、問題なく動かせた)

ヒラギノ角ゴ W0

ヒラギノ角ゴ W1

ヒラギノ角ゴ W2

ヒラギノ角ゴ W3

ヒラギノ角ゴ W4

ヒラギノ角ゴ W5

ヒラギノ角ゴ W6

ヒラギノ角ゴ W7

ヒラギノ角ゴ W8

ヒラギノ角ゴ W9

見た感じ W0 〜 W3 の「アンチエイリアス無し」は字間の差はあれどもフォントの太さに差は見られない。 W4 から上の「アンチエイリアス無し」は順当に太くなっていっている。

まあ Windows のシャギーが目立つシステムじゃないしモニタでもないので ヒラギノ角ゴ W0 の存在があるということは、技術革新のすごい時代に生きてるんだなという感覚にとらわれる。

次に気になったのは CSS の font-weight の挙動。 font-family:“Hiragino Sans”, “ヒラギノ角ゴシック” に指定すると以下のようなレンダリング結果になった。

font-family: “Hiragino Sans”, “ヒラギノ角ゴシック”

太さ0 と 太さ100 に違いが見られないので拡大して確認してみる。

差は無いようだ。 (※ Photoshop CC 2015 で 解像度を上げるとイメージが真っ黒になるバグが発生した。まだ Adobe シリーズは対応したとのアナウンスを出していなかったので、アップデート(アップグレード)をするにはまだ時期尚早のようだ)

当然のことながら、Mac ユーザのみんながみんな El Capitan にしているわけではないので使えるかどうかは別の話として、 これが一般化した時には表現力が豊かなデザインを作ることが出来ると考えるとワクワクする。